愛用していたimac21.5(mid2010)がハードディスクの故障で起動しなくなってしまったのは昨年のこと。
買い替えや、修理に出すことを検討したものの、macbook airやiPhoneで事足りてしまうことに気が付き、結局放置してしまっていました。
ところが、iPhoneのバッテリーを交換するにあたり、どうしても大容量のバックアップをとっておく必要に迫られ、重い腰をあげて「HDDを自力交換」してみたのです。
imac21.5(mid2010)のハードディスクを交換する方法や必要なパーツについて、すでに多くの情報がWEB上に溢れていますので、2018年になって今更記事にするほどの価値はないのですが、今回は私的なライフログとしてサラッと書き残しておこうと思います。
iMac21.5(2010)のHDD交換は動画で予習すれば難しくない
僕はパソコンの分解や修理に全く精通しておらず、「ド素人」です。
そのため、やや難易度が高いと書かれていることの多いimacの開封やハードディスクの交換作業には全く自信がありませんでした。
ところが、YouTubeで交換動画を見るとそんなに難しそうでもないと感じるんですよね。
ね、意外と簡単そうでしょう?
実際に難しいことは全くなく、苦労したのは物理的に温度センサーのケーブルが抜けにくかった事ぐらいでした。
なので、過程を写真で説明するなんて事は一切いたしません。
もしも交換をしたいならば上の動画を何回も見てイメージトレーニングしておけば間違いなく成功すると思います。
ちなみに、事前に用意したパーツや工具は以下の通りです。
- 吸盤(100均)
- T10、T8ドライバー
- Mid2010用センサーケーブル(秋葉館にて購入)
- HDD(3.5 SATA 1TB)
- エアダスター
どうせ交換するならばSSDにしようかとも思ったのですが、今回は1TBほどの容量が欲しかったので価格の問題もあり断念しました。
難なく交換するもTime Machineで復元後アドビソフトが起動せず
HDDの交換自体は非常にスムーズでした。
OSのインストールと、Time Machineを使った復元にそれなりの時間はかかったものの、完全に以前使っていた環境が戻ってきました。
エアダスターで埃を取り除いた効果か、以前はうるさかったファンも静かになり、ハードディスクを交換した効果を実感したのもつかの間、インストールしていたアドビ系のソフト(CS4)がことごとく起動しなくなっていまったのです。
ソフトを起動しようとすると下記のようなエラーメッセージが出てしまいます。
この製品のライセンシングが動作していません。
エラー:150:30
検索すると、アドビのサポートに対応方法が掲載されていました。
詳細はリンク先(公開終了)を確認いただくとして、書かれている手順は以下のような内容です。
- 「FLEXnet Publisher」フォルダを削除します
- ディスクのアクセス権を修復します
- ライセンス修復ツールを実行します
- 「FLEXnet」フォルダのアクセス権を初期化します
- 「Adobe PCD」フォルダのアクセス権を初期化します
- SQLite ジャーナリングファイルを削除します
- 大文字と小文字を区別しないファイルシステムに再インストールします
- CS3/CS4 Clean スクリプトを実行します
- すべての Adobe アプリケーションを再インストールします
結果として、どの方法もうまくいきませんでした。
そもそも、最初にかかれている「FLEXnet Publisher」フォルダが存在しないんですよね。
「FLEXnet Publisher」フォルダを作るだけで無事起動
結局、存在しない「FLEXnet Publisher」フォルダを、「Macintosh HD/ライブラリ/Preferences/」直下に作っただけで各CS4のソフトは起動するようになりました。
なんとも不思議な対応ですが、「FLEXnet Publisher」が存在しない為にCS4は起動しなかったようです。
「Time Machineを使って復元したらCS4が起動しない」という方は「FLEXnet Publisher」フォルダーの有無を確認してみることをおすすめいたします。
まとめ
とくにまとめるような要素もありませんが、
- imac21.5(mid2010)のHDD交換は素人でもできる
- Time Machineから復元するとアドビソフトが起動しない可能性もある
というお話でした。
ハードディスク交換後、2週間ほど経過していますが、今の所何の問題もなく稼働しているようです。
これに気を良くして、結局プライムデーで格安になっていたSSDを購入してしまいましたので、交換したらまた記事しますね。
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