新発売Amazon Fire TV Soundbar Plusはがっかり仕様のサウンドバー

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アマゾンの新製品「Amazon Fire TV Soundbar Plus」が発売(発売日:2024年12月16日)になります。

Amazon Fire TV Soundbar Plusは、その名の通りサウンドバーです。

Fire TVとサウンドバー。

これ、まさに求めていたのはこれですよ!

そう思って喜んだのも束の間、実際には期待していた製品ではありませんでした。

目次

Amazon Fire TV Soundbar Plusはただのサウンドバー?

奇妙なことに、Amazon Fire TV Soundbar Plusはただのサウンドバーです。

そんな馬鹿な!Amazon Fire TVの名前を冠しているのに?

何度も確認しましたが、ただのサウンドバーです。

販売ページには丁寧に以下の注意書きが添えられています。

ご購入にあたり

Fire TV関連の機能を使用するには、Fire TVストリーミングメディアプレーヤーまたはFire TV搭載スマートテレビが必要です。

このデバイスはスマートスピーカーではありません。Alexaは搭載しておらず、Fire TVとワイヤレスで接続するAlexaホームシアターには対応していません。

Fire TV Soundbar Plus付属のリモコンでテレビ本体、およびFire TVの操作はできません。

このデバイスの設定をFire TVの設定画面で変更するには、対応するFire TVストリーミングメディアプレーヤーまたはFire TV搭載スマートテレビが必要です

この注意書き通りに、Amazon Fire TV Soundbar Plusにはメディアプレーヤーとしての機能はなく、音声を再生するだけのサウンドバーということです。

一応、「TVリモコンやFire TVリモコンを使って、Fire TV画面上でサウンドバーの音質を調節することができます」という、なんとも微妙な連携はできるようですが、Amazon Fire TV Soundbar Plusという商品名から想像するような、特別な機能はほぼ搭載されいません。

スタンドアローンで動くAmazon Fire TV Soundbarが欲しい訳

「Fire TV Stickを使えば良いじゃないか」と言われそうですが、少し特殊な用途でFire TV機能を内蔵したサウンドバーが欲しかったのです。

以前このような記事を書いたことがあります。

内容は、古いプロジェクターをFire TV Stickを使って再活用する記事です。

もしも、Amazon Fire TV Soundbar Plusにメディアプレーヤーの機能が付いていたなら、プロジェクターとAmazon Fire TV Soundbar PlusをHDMIで接続するだけで、大画面を楽しめる素敵な環境を構築できるんですよね。

他のサウンドバーには、HDMIの入出力を備えたものがあり、入力にFire TV Stickを挿し、出力をプロジェクターに接続することで同様のことは可能です。しかし、Amazon純正のサウンドバーなら、しかも「Fire TV」と名前が付いているなら、当然メディアプレーヤー機能があるだろうと期待してしまったわけです。

メディアプレイヤー内蔵のAmazon Fire TV Soundbar販売をぜひ!

プロジェクターとの接続はやや特殊かもしれませんが、TVだったりモニターだったり、接続先は何でも良い訳で、それなりの需要はあると思うのですがいかがでしょうか。

Amazonさん、ぜひメディアプレーヤー内蔵のAmazon純正サウンドバーを販売してください!

確かに、メディアプレーヤー機能が搭載されたテレビは増えていますし、アメリカではAmazonブランドのFire TV Omniも販売されています。そのため、サウンドバーにメディアプレーヤー機能が不要と判断されたのかもしれません。でも、他社との差別化ができる魅力的なサウンドバーになると思うのです。

HDMIポートを節約したい需要もあると思うけどなぁ。

追記:調べていたら、日本未発売で終わったNebula Soundbar(Nebulaサウンドバー – Fire TV Edition)なるサウンドバーがあったんですね。これ、まさに求めていたサウンドバーとFire TVが一体化したモデルです。残念ながら本国でも販売終了しているようで、あまり売れなかったのかもしれません…。

初めてのサウンドバーとしては良い、のか?

画像:amazon

注文ばかりつけても仕方ないので、最後に冷静になってFire TV Soundbar Plusの仕様を確認してみましょう。

Fire TV Soundbar Plusの仕様

サウンドバーのサイズ幅942mm x 奥行131mm x 高さ64mm
サウンドバーの重量4.0kg
スピーカーチャンネル数3.1(サブウーファー内蔵)
EQモード映画、ミュージック、スポーツ、ナイト
サラウンドサウンドDolby Atmos、DTS:X
入出力端子HDMI、光デジタル、AC、USB-A
Bluetooth対応
対応テレビHDMI入力端子(eARCまたはARC)または、光デジタル音声出力端子があるテレビ。Bluetooth接続に対応したテレビ。
保証1年間限定保証付き。
同梱内容Fire TV Soundbar Plus、リモコン、HDMI 2.0ケーブル、AC電源ケーブル、単4電池2本、壁掛け用マウントキット、クイックスタートガイド

特徴としては、Dolby AtmosとDTS に対応しているだけでなく、光デジタルやBluetooth接続も備えているので、「これだけあれば簡易に音楽を聴く環境も十分整うんじゃない?」という感じでしょうか。

まぁ、やっぱり普通のサウンドバーという印象は拭えませんが、プライム会員限定の発売記念セール価格(8,000円引きの26,800円)なら、結構魅力的かもしれませんね。

発売直後なので音質についてはまだなんとも言えませんが、アメリカで発売されているFire TV Soundbarの評判は悪くないようですし、このFire TV Soundbar Plusもそれなりに期待できるんじゃないかなと思っています。

注意点として気になるのは、本体のサイズが結構大きいことです。幅は942mmもあるので、設置場所の確保には注意が必要ですね。

あと、HDMI入力端子(eARCまたはARC)のない古いテレビには対応していません(光デジタル音声出力があれば最低限使えるものの)。この点も購入前にしっかり確認しておきたいところです。

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この記事を書いた人

東京住まいのフリーランス兼主夫です。デザインの良い物が好き。このブログはキッチン用品やガジェットのレビュー、動画配信サイトの最新情報など中心に「まぜまぜ」でお届けしています。

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