ちょうど2年前、こんな記事を書きました。
要約すると「Technicsのターンテーブル復活は嬉しいけれど高すぎ!」という愛情半分愚痴半分の記事です。
かつては4〜5万で販売されていて、本職はもちろんDJに憧れる若者のマストアイテムだったSL-1200MKシリーズが、売価15万〜30万円じゃあまりにも高すぎてシーンの盛り上がりに水を差すんじゃないかしら?という思いから書いた記事でした。
もうTechnicsは高級オーディオブランドとしてこのまま進んでしまうのかしら・・・、と諦めていたところ、朗報が届きましたよ!
テクニクス SL-1200MK7発売決定!
キタキター!
ついに待ち望んでいたの真の後継機種「SL-1200MK7」が今年の夏に発売されるのです。
リリースからそのままコピペですがSL-1200MK7の特徴はこんな感じ。
「SL-1200MK7」は、2016年に製品化したSL-1200Gをはじめ、新生テクニクスの開発で培った技術を用いて音質を高める一方で、ボタンレイアウトやプラッターの慣性質量などDJパフォーマンスに影響する仕様はSL-1200MK6を踏襲。
あはは、これですよ!
正に待ち望んでいた仕様で大復活するみたいです。
操作性(耐久性もそのままだと思いたい)→ SL-1200MK6を踏襲
音質 → SL-1200G他新技術を投入し向上
だなんて、理想すぎて怖いぐらいです。
愚痴言ってすいませんでした。
SL-1200MK7の主な特長
(1)操作性を追求、進化させ、多様なプレイスタイルを実現
- 外形寸法やボタンレイアウト、プラッターの慣性質量などSL-1200MK6の仕様を踏襲し、過去モデル同様の操作感を実現
- ケーブルの脱着が可能な電源/フォノケーブル端子を採用することで、メンテナンス性を向上
- 起動トルクやブレーキスピードの調整、レコードの逆回転再生などの新機能を搭載し、多彩なパフォーマンスが可能
(2)アナログレコードの音質を引き出す高精度な回転と徹底した振動の抑制
- 新開発のコアレス・ダイレクトドライブ・モーターの採用で回転中の微小振動を抑制するとともに、デジタル制御により高精度な回転を実現
- ABS樹脂にガラス繊維を配した特殊素材とアルミダイカストの2層構造による高剛性筐体、およびスプリングとラバーを組み合わせたインシュレーターの採用で、大音量環境下における外部からの振動を効率的に遮断
問題は、あまりにも丈夫すぎて壊れないSL-1200MKシリーズの買い替えや新規ユーザー獲得がどこまで進むか、ですが、世界的にアナログレコードシーンが盛り上がってきているだけに、販売終了となった2010年頃とは全く別の動きになることを期待したいですね。
もう一つのサプライズSL-1500C
SL-1200MK7の発表に喜んでいたら、もう一つサプライズがありました。
エントリークラスのターンテーブル「SL-C1500C」も発表になったのです。
DJ用途のSL-1200MK7とは違い、「SL-C1500C」はもっと気軽にレコードを楽しみたい方向けの仕様となっています。
- ピッチコントローラーは排除
- フォノイコライザー内蔵
- オートリフト機能搭載
- カートリッジ同梱(オルトフォン!)
とのことなので、単にレコードを聞きたいだけの方ならば、SL-C1500Cの方が良いかもしれませんね。
もちろん音質や耐久性は上位機種に軍配があがるはずですが、Technicsが一気にこのような機種まで揃えてきてくれたことが嬉しくてたまりません。
SL-1200MK7とSL-C1500Cの発売は夏ごろを予定
今から楽しみで仕方ないSL-1200MK7とSL-C1500Cですが、発売は2019年の夏ごろを目処としているようです。
価格はSL-1200MK7が10万以下とのこと。SL-C1500Cについては不明ですが、仕様とコンセプトから推測すると比較的手に入りやすい価格で登場しそうですよね。
何れにせよ、2019年はアナログレコードシーンがさらに盛り上がることは間違いないのではないでしょうか。
コメント
コメント一覧 (2件)
こんばんは!
本当に待ち望んでた1200が出ますね!
機材更新したいけど中古のmk5Gも安くないし…とかダラダラしてたら出ちゃうんですね。
また情報楽しみにしてます。
本当に「遂に!」ですね。
中古高いですよねぇ。2000年代は中古があまりにも安くて、ついつい5台近く所有していた時期もありました。
これを機に中古も安くなるでしょうし、再びシーンが盛り上がる事に期待してます!