ルンバのバッテリーはこれまで何度か買い替えてきましたが、使わなくなったバッテリーは保管していました。
持っていても仕方がないので、いよいよ捨てようと思ったところ、廃棄方法が意外と面倒だとわかりましたので、その方法を共有します。
ルンバの公式サイトには廃棄方法の詳細は記載なし
まずは純正バッテリーの廃棄方法について。
ルンバの公式サイトでは、バッテリーの廃棄方法について以下のように案内されています。
ロボットとバッテリーの廃棄方法
ロボットとバッテリーを廃棄する場合は、責任をもって処理してください。日常のゴミと一緒に廃棄できません。
・ 電化製品およびバッテリーの廃棄やリサイクル関する規制は、お住まいの地方自治体にお問い合わせください。
・ バッテリーのリサイクルに関するお問い合わせは、バッテリーに記載の電話番号にお願いします:1.800.822.8837
このように、具体的な廃棄方法は特に書かれていません。後述しますが、自治体によって捨て方が異なるため、具体的に書けないという理由があると思われますが、それにしても少々簡素すぎる印象です。
ルンバの純正バッテリーはJBRCの回収ボックスへ
ルンバの純正バッテリーはリサイクルの対象となっています。そのため、全国の電気店や商業施設、地方自治体などに設置されている回収ボックスに持参すれば回収してもらえます。
最寄りの回収ボックスの場所は、JBRCのサイトから検索することが可能です。
また、ルンバの互換バッテリーであっても、輸入業者がJBRC会員企業であればリサイクルの対象となります。しかし、Amazonなどの通販サイトで販売されているルンバの互換バッテリーは、輸入元がはっきりしないことが多く、分かったとしてもJBRC会員企業である可能性は低そうです。
ちなみに、私が使っていた「Orange Line」ブランドのバッテリーは、輸入していた会社(有限会社すみとも商店)が倒産しており、JBRCのリサイクル対象ではありませんでした。
JBRCの回収ボックスで回収できないルンバの互換バッテリーの廃棄方法
JBRCのリサイクル対象とならないルンバの互換バッテリーの廃棄方法は、自治体によって異なるため、注意が必要です。必ずお住まいの自治体で廃棄の方法を確認するようにしてください。
「ニッケル水素 バッテリー 廃棄 自治体名」「リチウムイオン バッテリー 捨て方 自治体名」などで検索するか、自治体の窓口へ直接問い合わせると良いでしょう。
参考までに、私の住む東京の江東区では、「燃やさないごみの日」に出すことができます。しかし、以前住んでいた福岡市の場合、燃えないごみとして出すことはできません。そのため、福岡市では「公共施設の資源物回収ボックスに持ち込むか、販売店やメーカーに処分を相談してください。」と案内されています。
参考:モバイルバッテリーや充電式の電池を燃えないごみに出さないでください(福岡市)
廃棄を考慮するとルンバ純正バッテリーが安心?
幸いにも、私が住んでいる地域では互換バッテリーでも廃棄方法に悩む必要はありませんでしたが、価格を優先して選んだ互換バッテリーの場合、前述の通りメーカーや販売元が不明なことが多く、捨てる際に手間がかかる可能性があります。
捨てることまで考慮するならば、ルンバの純正バッテリーの方が安心であることは間違いありません。しかし、次回も純正にするのかという話になると、やはり悩ましいところです。なにせ、純正バッテリーは互換バッテリーの2〜3倍の価格ですから、多少捨て方が面倒でも互換バッテリーを選んでしまいそうです。
そもそも、互換バッテリーがJBRC会員企業であれば、全てが解決するのですが…。
この記事を書いている時点では、ルンバの互換バッテリーを販売しているJBRC会員企業は見つかりませんでしたが、該当するバッテリーが見つかった際には改めてご紹介しようと思います。
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