「ゲーム・オブ・スローンズ」シーズン8が駄作すぎて眠れない(ネタバレあり)

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シーズン8の視聴方法はこちら → ゲーム・オブ・スローンズ 全シーズンの視聴方法をまとめておきます

楽しみ過ぎてしかたなかった「ゲーム・オブ・スローンズ」シーズン8が終わってしまいました。

なんという脱力感。それも悪い意味で、です。

大好きだった「ゲーム・オブ・スローンズ」。最後にとんでもない駄作となってしまいました。

ショックすぎて、いまいちまとまりきれない状態ですが、このままでは夜も眠れないので、思いつくままに個人的な「ゲーム・オブ・スローンズ」シーズン8ダメダメポイントと感想を書きなぐっておこうと思います。

もちろんネタバレしかありません。

目次

ジョン・スノウの出自って意味あった?

シーズン7の最後に明らかになったジョン・スノウの出自。

レイガー・ターガリエンとリアナ・スタークの息子だったことから、デナーリスとの関係や、王座を巡る争いにどんな影響があるの?!と期待を膨らませていたのです。

シーズン8ではデナーリスを始めとして様々な人々が知ることとなり、それぞれの人生に影響を与えることとなりました・・・、多少はね。

直接デナーリスに事実を伝えたものの、ジョン・スノウは終始王座に興味が無いというスタンス。それならば、デナーリスに伝える必要あったかな?黙っておけば良かったんじゃないかしら?何の為にデナーリスへ直接伝えたのでしょう。

結局最後まで、デナーリスと距離を置きたいのか、それとも関係を継続したいのか分からないままのジョン・スノウの態度にフラストレーションの貯まるエピソードの連続でしたね。

親兄弟を焼き殺されたことにショックを受けたサムが、デナーリスを陥れるために周囲へジョン・スノウの出自をばらし、人伝に事実を知るデナーリスはジョン・スノウへの不信感が高まり…。なんてストーリーの方がドロドロしたゲーム・オブ・スローンズぽくて見たかったかも。

そして最終話への不満です。

結局デナーリスが市民までも焼き殺してしまった経緯や、デナーリスを殺めるジョン・スノウの判断にジョン・スノウの出自は大して影響ない気がするのです。

デナーリス ⇒ ミッサンディ、ドラゴン殺されて激怒

ジョン・スノウ ⇒  デナーリスのマッドクイーンぶりを悲観して殺害

という感じで、デナーリスは「ジョン・スノウが親戚だから市民まで焼いたろ!」と考えたとは思えませんし、「デナーリスが親戚だから自分が殺めなきゃ」なんて考えていませんよね、ジョン・スノウは。

きっと普通の愛し合う男女の仲だったとしてもジョン・スノウは同じ決断をしたでしょうし、怒り狂うデナーリスは同じようにすべてを焼き払ってしまったのではないでしょうか。

もう少し丁寧にそれぞれの行為に至った心境を描けていれば納得できるのですが、さも重要なことのように前ふりしておきながら、大した回収もせずに終わってしまった感がどうしても拭えません。

功労者(ジョン・スノウ)を気に留めないほんわか会議

デナーリスを殺害し、捕まってしまったジョン・スノウ。

どうやって捕まったのかも気になってたまりませんが、それ以上に気になるのはティリオンの裁判?に集まった皆さんのほんわかした雰囲気です。

せめてサンサやアリアはもっと殺気立って欲しかった。ジョン・スノウは捕まって殺されるかもしれないんですよ?「手出ししたら北部はただじゃおかないよ!」と、もう少し怒りを顕にすべきじゃないのかしら?

それとも「どうせ半分ターガリエンだし」という本心の現れだったのでしょうか?サンサもジョン・スノウの失脚で王位を安泰なものにできますもんね。

そしてサム、親友がピンチなのにもうどうでも良さそうな態度です。サムの天然ほのぼの系の雰囲気にずいぶんと騙されてきましたが、ナイトキングの戦いでも戦友の死を前に逃亡していましたので、サムはそんなヤツなのかもしれません。

腹黒キング?「ブラン・スターク」

いや、ブランが王になることに不満はありませんよ。

ブランなら何でもお見通しですし、確かに私利私欲に走るような王にはならないでしょう。いや、果たしてそうなのかな?

どうしても「王」に専任された時の「ブラン」の態度が気になって仕方ありません。「僕が王になることぐらい当然知ってますよ!」と言わんばかりのあの態度。

まさか、ホーダーが体を張って助けてくれたあの時はもう知ってた?「王になるのでここは宜しく〜」的な感じだったのでしょうか?

「ジョンとデナーリスは邪魔だから事実をばらしたろ」的な魂胆で二人の関係を明らかにしたのでしょうか?

過去も未来もお見通しな「ブラン」が王座についたおかげで、過去の行動が全て腹黒な行動に思えてしまいます。

あぁブラン、恐ろしい子です。

無策で突っ走るサーセイに落胆

ゲーム・オブ・スローンズを語るうえで欠かせない存在だった策士サーセイ。

最後にもうひと策あるのかと思いきや、なんと無策でデナーリスに対抗してました。

えー!そのまま逃亡しちゃうの?クァイバーンも何も策無い訳??

なんだ、こんな無策な女性に振り回されていたのか・・・。

もっとデナーリスをとことん苦しめて、デナーリスの大激怒を納得のいくものにして欲しかったのですが、あっさりと退場してしまいましたね。

確かに戦争で活躍する描写は一度も無かった訳で、良くも悪くも子供達への愛だけで動く女性だったという事なんでしょうか。

謎行動・謎描写の連続「アリア」

シーズン8でも大活躍したアリア。

結局ゲーム・オブ・スローンズはアリアの成長記だったのかもしれませんね。

ナイトキングとの戦いを天職としていたジョン・スノウを尻目に、あっさりとナイトキングを一撃で倒すというお仕事をやってのけました。

ジョン・スノウが可愛そう。いつも良いところはサンサやアリアに持って行かれてしまう運命なんですね。

さて、そんなアリアですがシーズン8では謎行動や謎描写が目立つシーズンでもありました。

・色気づいてジェンドリーを誘惑⇒求婚はあっさりとお断り

・図書室で隠れんぼ

・軽いのりでサーセイを狙いに出発 ⇒ もう少しでサーセイにたどり着きそうな場面であっさり断念(サンキュウ〜)

・中途半端に市民を助けようとして犠牲に(市民が)

・謎の白馬で脱出⇒特にその後の描写なし(あの馬は何??)

等々、登場の場面はやたら多いわりに、「何の為の描写なの?」と感じることが多くシーズン8に感じる不満の大きな要因となってしまいました。

あんなにアリアに時間をさくぐらいなら、他の登場人物の心理状態をもっと丁寧に描けた気がしませんか?

ジェイミーとブライエニーの関係も必要あった?

微妙な関係が続いたジェイミーとブライエニーですが、ナイトキングとの戦いの後、晴れて?結ばれることとなりました。

「良かったね、ブライエニー」と言いたいところですが、あそこまでの描写は必要だったのでしょうか?

死を覚悟した前夜にジェイミーがブライエニーを騎士に任命した場面は良かったですよね。そして、二人の関係はここまでにして欲しかった。

ジェイミーがサーセイの元に向かう場面も、もっといろんな感情が入り乱れる感動的?なシーンになった気がするのですが、ブライエニーが恋する乙女(これが狙いなのかもしれませんね)になってしまい、なんとも残念な終わりとなってしまいました。

まとめ

まだまだ「ゲーム・オブ・スローンズ」シーズン8に対する不満点はあるのですが、書き出したらキリがないので一度この辺で終了したいと思います。

ブランの行動すべてが王座を勝ち取る為にしか見えなくなるなんて・・・。

あまりにも期待が大きかっただけに、このショックから立ち直るにはしばらく時間がかかりそうです。

あー、悲しい。

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東京住まいのフリーランス兼主夫です。デザインの良い物が好き。このブログはキッチン用品やガジェットのレビュー、動画配信サイトの最新情報など中心に「まぜまぜ」でお届けしています。

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