ボダム・ダブルウォールグラスの保温・保冷性を検証してみました【レビュー】

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ボダム・ダブルウォールグラス

久しぶりに買い替えたボダムのダブルウォールグラスPAVINA(250ml)の保温・保冷力をテストしてみました。

冷たいものは冷たいまま、温かいものは暖かく、というボダム・ダブルウォールグラスの効果は十分に感じているのですが、実際に普通のグラスとどのくらい違うのか気になったのです。

目次

保温性や保冷性だけじゃない!電子レンジやオーブン、冷凍庫にも使えるボダム・ダブルウォールグラス

この記事を書くにあたり、ボダムの公式サイトを確認して驚いたことがあります。

売りである保温性や保冷性については理解していたものの、実はダブルウォールグラスはとんでもなく多用途使えるグラスだったのです。

1.電子レンジ使用可能

その構造からなんとなく電子レンジは無理なんじゃないかと勝手に思っていましたが、電子レンジでも使えます。

2.食器洗い乾燥機使用可能

食器洗い乾燥機は持ってないので試したことはありませんが、対応しているようです。

3.オーブン使用可能

えー?オーブンに使えるってどういうことなんでしょう?ちょっと何をする時に使えばい良いのか想像がつきませんが、なんとオーブンにも使えるようです。

4.冷凍庫使用可能

オーブン以上に用途が思いつきませんが、冷凍庫にも使用できるそうです。

公式サイトでは、なぜダブルウォールグラスがこれほど多用途に使えるのかを説明しています。

【ボダム ダブルウォールグラスが電子レンジ、オーブンに使える理由】
耐熱ガラス製のボダム ダブルウォールグラスは、電子レンジや オーブンで使用することができます。なぜなら、グラスの底についている耐水性のシリコンベント(特許取得)が、空気のみを透過させ外気圧と二重グラス内の気圧を一定に保つからです。
シリコンベントは水の浸入を防ぐ役割もありますので、剥がさずにお使いください。

ボダム・ダブルウォールグラスのシリコンベント

グラスの底にはこのような調整機能(シリコンベント)が付いています。

このシリコンベントが働くことでオーブンや電子レンジでも使えると言われても、素人にはさっぱり理解できませんが、「剥がしてはいけない」ということには注意して利用する必要がありそうですね。

少しだけ大きく重くなったボダム・PAVINA 250ml

購入したPAVINA250mlのお話に戻ります。

箱から取り出し、手にとってみた際、違和感を感じました。

「あれ?何か違う」

毎日使いい続けてきたグラスとは明らかに違うのです。

新旧PAVINA 250ml

今まで使用していたPAVINAが1つ残っているので、新しいPAVINA250mlと比較してみます。

右が新しいPAVINA250mlですが、明らかに少し大きいですね。そして、重さも新しいPAVINAの方が約35gも重くなっていました。

サイズが多少大きくなった事に問題はないのですが、重さが違う点は想定外でした。

日々使い続け慣れ親しんだ重量だった為か、たかが35gですが思いの外違いを感じるものですね。

追記:元のサイズに戻っています

その後、再度PAVINA250mlを購入したところ、以前のサイズにも戻っていました。

重量も10gほど軽いのですが、それでも最初に購入したPAVINA250mlよりは重いです。

理由は分かりませんが、購入時期により仕様のバラツキがあるようです。

ちなみに、2022年に購入したPAVINA250mlは中国製でした。

ボダム・ダブルウォールグラスの保温性や保冷性をあらためて検証

ボダム・ダブルウォールグラスの売りである「温かい飲みものは温かく、冷たい飲みものは冷たいまま」という謳い文句が嘘で無いことは実感しています。

ダブルウォールグラスはその名の通りガラスが二重構造になっていて、保温性と保冷性が非常に優れているのです。

しかし、実際に普通のグラスと比べてどのくらい温度の違いが出てくるのかを検証したことはありませんでした。

そこで、今回は比較対象としてデュラレックス社の定番グラスを使い検証してみたいと思います。

ボダム・ダブルウォールグラスの保温力は?熱湯の温度変化を計測します

最初は「温かさ」に関してボダムのダブルウォールグラスがどのくらい有効かを検証します。

計測は10分間。

お湯の温度はどちらのグラスも82度でスタートします。

10分経過。

デュラレックスのグラスは61度。10分間で20度以上低くなりました。

一方、ボダムのダブルウォールグラスは63度。

あれ?それほど両者に違いはありませんね。なんともコメントし辛い結果となりました。

もう10分計測してみましょう。

デュラレックスのグラスは50度。

ボダムのダブルウォールグラスは53度でした。

やはり、時間が経過しても保温力に飛び抜けた違いが出てきません。ちなみに、もう10分経過した後にも計測してみましたが、2〜3度の違いは変わることはありませんでした。

計測の結果として、ボダムのダブルウォールグラスはたしかに普通のグラスよりも保温力があるものの、飛び抜けて性能が高い訳ではないという結論になってしまいました。

はたしてこの企画、成立するのでしょうか?

心配になってきました。

ダブルウォールグラスの保冷力は?氷水で検証します

保温力の検証では意外な結果となりましたが、気を取り直して保冷力の検証に移りましょう。

同じ個数の氷と水200mlを入れ、10分間観察します。

10分後。

デュラレックスのグラスは随分と氷が小さくなっています。水温は5度でした。

ボダムのダブルウォールグラスの方は明らかに氷がまだ大きいですね。温度は2度でした。

さらに30分経過すると違いはさらに顕著になりました。

完全に氷が溶けたにデュラレックスのグラスに対し、ボダムのダブルウォールグラスの方は30分前と変わらないぐらいの氷がまだ残っています。

以上の検証結果から、ボダム・ダブルウォールグラスの保冷力は普通のグラスに比べてかなり優れていると言えそうです。

ボダム・ダブルウォールグラスなら「熱くて持てない」ことが無い

熱くならないボダム・ダブルウォールグラス

残念ながら保温力にはそれほどの違いが出なかった訳ですが、温かい飲み物を飲む時にダブルウォールグラスを使う意味が無いかと聞かれたならば、そんな事は全くありません。

むしろ、我が家では温かい飲み物を飲む時にこそ重宝しています。

熱々の飲み物を普通のグラスに入れてしまうとグラス自体が熱くなりすぎ、グラスを持てずに飲むのも一苦労ですよね。ようやくグラスが持てるようになるころには飲み物はぬるくなり、なんて経験はよくあるのではないでしょうか。

その点、ダブルウォールグラスは二重構造のおかげで飲み物がどんなに熱くてもグラス自体が持てないほど熱くなることはなく、結果として温かい飲み物を温かい状態で飲むことができるのです。(ただし、手に熱さを感じないことで想像以上に熱い飲み物で火傷をしそうになる危険性はあるので注意が必要です)

ちなみに、冷たい飲み物を飲む時は結露しにくい構造のためコースターが必要ないというメリットもあります。

まとめ

ダブルウォールグラスは250mlがおすすめ

こうやって整理してみると、ボダムのダブルウォールグラスは本当によくできたグラスですよね。

温かい飲み物も、冷たい飲み物もダブルウォールグラスさえあれば問題なし。デザインも良いので来客用としても大活躍です。

最後にサイズのお話を。

すでに何度も書いていますが、今回も購入したサイズは250mlです。

PAVINAシリーズには250ml以外にもいくつかサイズが用意されています。一番小さなサイズが80ml、その次が購入した250ml、あとは350mlと450mlが存在します。

この中で、大きすぎず、小さすぎずの250mlは非常に使い勝手がよく、日常使いを目的とするならばおすすめのサイズです。

僕は毎朝ボダムのダブルウォールグラスを使ってカフェラテを飲んでいます。250mlのダブルウォールグラスにマキネッタで煎れたエスプレッソと牛乳を足すと、朝飲むにはちょうど良いぐらいの量になります。

他には、紅茶やジュースを飲む時もボダムのダブルウォールグラスを使いますが、250mlは多すぎず、少なすぎずで、これまたちょうど良い量なんですよね。

もちろんサイズは用途次第で使い分けすれば良いだけなので良し悪しの問題ではないのですが、もしも初めてボダムのダブルウォールグラスを買われるならば250mlはおすすめのサイズです。

新しいグラスの購入を検討されているならばぜひボダムのダブルウォールグラスを候補に! お手頃な価格なので気軽なプレゼントにもピッタリです。

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この記事を書いた人

東京住まいのフリーランス兼主夫です。デザインの良い物が好き。このブログはキッチン用品やガジェットのレビュー、動画配信サイトの最新情報など中心に「まぜまぜ」でお届けしています。

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