ネスプレッソ・コーヒーメーカーの機能を比較|おすすめはどれ?

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ネスプレッソのコーヒーメーカーを選ぶ際、どの機種を選べば良いのか迷ってしまいませんか?

ネスプレッソのコーヒーメーカーはもともと機種が多く、しかも廃盤になったモデルが今でもAmazonや楽天などでは流通しているので、どれを選べば良いのかが本当に分かりにくい状態になっています。

そこで、ネスプレッソの各コーヒーメーカーを、現行品に限って特徴を簡単にまとめてみたいと思います。

目次

ネスプレッソのコーヒーメーカーは大きく分けると2種類あり

2021年現在、ネスプレッソのコーヒーメーカーは大きく分けて2種類あります。

1つ目は、発売当初から使われているカートリッジが使えるオリジナルと呼ばれているタイプです。オリジナルは伝統的なエスプレッソが飲める機種になります。

一方、2020年に登場したネスプレッソの新しいコーヒーシステムがVERTUO(ヴァーチュオ)です。VERTUO(ヴァーチュオ)は、セントリフュージョン(遠心力抽出)テクノロジーという新しい抽出方法を採用したモデルになります。

オリジナルとは抽出方法が異なるだけでなく、VERTUO(ヴァーチュオ)にはマグサイズ以上で飲むコーヒーが多く用意されている点も違いとなります。

まずはご自身の好みにあわせ、オリジナルにするかVERTUO(ヴァーチュオ)にするかを決めましょう。

カプセルオリジナルヴァーチュオ
抽出方法高圧力抽出遠心力抽出
カップサイズ・エスプレッソ 約40ml
・ルンゴ 約110ml
・アメリカーノ(約150ml)
・アメリカーノXL(約200ml)
・カプチーノ
・ラテ・マッキャート
など ※機種により異なります
・エスプレッソ 約40ml
・ダブル・エスプレッソ 約80ml
・グランルンゴ 約150ml
・マグ 約230ml
・カラフェ 約535ml

ネスプレッソ・コーヒーメーカー「オリジナル」の現行モデル

2021年9月現在、販売されている「オリジナル」の現行品は下記7種類です。

  • エッセンサ ミニ
  • エッセンサ プラス
  • イニッシア
  • ピクシー・ツー
  • ラティシマ・ワン
  • ラティシマ・タッチ プラス
  • クレアティスタ・プラス ステンレススチー

カタログ落ちしながらも、まだ流通しているモデルが他にもありますが、とくに価格が安い訳ではありませんので現行品から選ぶことをおすすめします。

ちなみに、オリジナルのどのコーヒーメーカーを選んでも、味自体はカートリッジで決まりますので違いはありません各マシンの違いは「何を自動でできるのか」になってきます。

それでは早速価格の安い順番に機能を比較しながらご紹介します。

イニッシア|シンプルなスタンダードモデル

イニッシア

イニッシアの特徴
・シンプルでリーズナブルなエントリーモデル
・エスプレッソ(約40ml)とルンゴ(約110ml)を抽出可能

非常にコンパクトかつ軽量なコーヒーマシンがこの「イニッシア」です。「イニッシア」はリーズナブルな価格で販売されていることが多く、とりあえずネスプレッソを試してみたい方にオススメしやすいコーヒーマシンです。

イニッシアを上位機種と比較すると、イニッシアにはリストレットのボタンが付いていません。(リスレットとは、通常の半分の量の水で抽出するエスプレッソの事)そのため、リスレットで飲みたいならばこの「イニッシア」は選択の対象外となりますが、逆にリスレットを飲まないのであればこのイニッシアで何の問題もありません。

ただし、本体にミルクタンクが無いのでミルクを使ったメニューを飲む方はエアロチーノ付きのバンドルセットか、後ほどにご紹介する「ラティシマ」をおすすめします。

エッセンサ ミニ|省スペースで選ぶならこのモデル

ネスプレッソ・エッセンサ ミニ

エッセンサ ミニの特徴
・イニッシアよりも更に小型で省スペースのエントリーモデル
・エスプレッソ(約40ml)とルンゴ(約110ml)を抽出可能

エッセンサ ミニは、イニッシアの後継機的な位置付けで登場したモデルです。出来ることはイニッシアと一緒ですが、エッセンサ ミニの方がよりコンパクトなデザインとなります。

そのかわり、というほどの事ではありませんが、コンパクトになった結果イニッシアよりも回収コンテナに入るカートリッジの数が減っています。設置スペースに余裕のない方ならば、こちらの「エッセンサ ミニ」がベストなモデルです。

エッセンサ プラス|4つのカップサイズが楽しめる

エッセンサ プラスの特徴
・アメリカーノを含む計4つのカップサイズのコーヒーが楽しめるモデル
・スマホと連動する機能搭載
・エスプレッソ、ルンゴ、アメリカーノ、アメリカーノXLを抽出可能

エッセンサ プラスでは、

  • エスプレッソ(約40ml)
  • ルンゴ(約110ml)
  • アメリカーノ(約150ml)
  • アメリカーノXL(約200ml)

と、計4つのカップサイズのコーヒーを楽しむことができます。また、スマートフォンアプリとの連動でお気に入りのカプセルを注文できる“ワンタッチオーダー”機能が搭載されています。

ピクシー・ツー|デザイン性の高さが売り

ネスプレッソ・ピクシー・ツー

ピクシー ツーの特徴
・デザイン性を売りにしたコンパクトモデル
・エスプレッソ(約40ml)とルンゴ(約110ml)を抽出可能

ピクシー ツーは、ロングセラーモデル「ピクシー」シリーズから新登場したコーヒーメーカーです。前モデル「ピクシークリップ」より若干コンパクトになりました。

ピクシー ツーはデザイン性を売りにしたモデルとなり、コンパクトで置く場所を選ばず、操作もお手入れも簡単です。

ラティシマ・タッチ プラス|ミルクメニューが充実

ネスプレッソ・ラティシマ・タッチ プラス

ラティシマ・タッチ プラスの特徴
・6種類のメニューをワンタッチで楽しめるモデル
・クリーミー・ラテボタン搭載
・エスプレッソ、ルンゴ、カプチーノ、ラテ・ マッキャート、クリーミー・ラテ、フォームミルク

「ラティシマ・タッチ プラス」は充実したミルクメニューを楽しめるモデルです。

大きめのミルクタンクを搭載し、たっぷりと牛乳を使用するミルキーな味わいの“クリーミー・ラテ”を作ることができます。

家族やおもてなし用途に使いたいのであれば「ラティシマ・タッチ プラス」はおすすめです。

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クレアティスタ・プラス|ラテアートに挑戦したい方におすすめ

クレアティスタ・プラス

クレアティスタ・プラスの特徴
・直営チャネル限定モデル
・全自動のミルクスチーマーを搭載
・コーヒーメニュー3種類(リストレット、エスプレッソ、ルンゴ)
・ミルクメニュー5種類(カフェラテ、カプチーノ、フラットホワイト、ラテ・マッキャート、フォームミルク)

クレアティスタ・プラスは直営チャネル限定で販売されているモデルです。値段は高めのモデルにはなりますが、こだわりを持った方にお奨めのコーヒーメーカーです。

全自動のミルクスチーマーを搭載しており、コーヒーメニュー3種類(リストレット、エスプレッソ、ルンゴ)とミルクメニュー5種類(カフェラテ、カプチーノ、フラットホワイト、ラテ・マッキャート、フォームミルク)を楽しむことができます。

また、フォームミルクを使って自分好みの一杯を作ることや、プロのようなラテアートに挑戦することも可能です。

ヴァーチュオ ネクスト|革新的な抽出システムを搭載した新商品

ヴァーチュオ ネクスト

ヴァーチュオ ネクストの特徴
・ラージサイズのコーヒも楽しめるニューモデル
・ワンタッチでやわらかなクレマをのせた美味しいコーヒーを抽出
・エスプレッソ、ダブル・エスプレッソ、グランルンゴ、マグ、カラフェを抽出可能

ヴァーチュオ ネクストは、5つのカップサイズ(カラフェ約535ml、マグ約230ml、グランルンゴ約150ml、ダブル・エスプレッソ約80ml、エスプレッソ約40ml)で本格的なコーヒーを楽しめるコーヒーメーカーです。

ヴァーチュオ ネクストには3種類(デラックス、プレミアム、ネクスト)のコーヒーメーカーが用意されていますが、違いはカップサポートとヘッド素材が違うだけです。

ヴァーチュオ ネクストは、

  • カプセルのバーコードを読み取り、最適な抽出を行う
  • セントリフュージョン(遠心力抽出法)を採用

など、「オリジナル」とは異なる新しい機能も搭載しており、より上質な味を求めたい方や、様々なサイズで楽しみたい方はこのヴァーチュオ ネクストがおすすめです。

ネスプレッソおすすめコーヒーマシンのまとめ

ご紹介してきたようにネスプレッソには様々なコーヒーメーカーが存在しますが、エスプレッソの味は「オリジナル」であればどの機種でも変わりません。

コーヒーメーカー機能省スペースデザインメンテンス性
イニッシア
エッセンサ ミニ
エッセンサ プラス
ピクシー・ツー
ラティシマ・ワン
ラティシマ・タッチ プラス
クレアティスタ・プラス
ヴァーチュオ ネクスト

そのため、どのコーヒーメーカーを選ばれても「美味しさ」に不満を持たれることは無いと思いますが、あえて選ぶとすれば、

▼とりあえずネスプレッソを試してみたい

  • イニッシア
  • エッセンサミニ

▼ミルクを使ったメニューを飲むことが多い

  • 「イニッシア」や「エッセンサミニ」のエアロチーノ付き
  • ラティシマ・ワンorラティシマ・タッチ プラス

このようにおすすめしたいと思います。

ミルクを使ったメニューを飲まれる方で、イニッシアやエッセンサミニなどのシンプルなモデルを検討しているのであれば、エアロチーノ付きにするか否かはよく考えてから購入しましょう。後で別途購入するとそれなりのお値段になってしまいますので、購入時にセットモデルを購入した方がお得です。

何れにせよ、ネスプレッソがあるとカフェに行く必要のないぐらい美味しいエスプレッソを自宅で飲めるようになりますので、どのマシンを選んでも幸せになることだけは保証します。

ご自身の用途にあったネスプレッソのコーヒーメーカーを選んで至福のコーヒー体験をお楽しみ下さい。

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この記事を書いた人

東京住まいのフリーランス兼主夫です。デザインの良い物が好き。このブログはキッチン用品やガジェットのレビュー、動画配信サイトの最新情報など中心に「まぜまぜ」でお届けしています。

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