ブリタのカートリッジの「日本仕様」と「並行輸入品」の違いについてご紹介します。
最近は近くのスーパーでも売っているぐらいメジャーな存在となったブリタ。しかし、専用カートリッジは高く3個で4,000円弱もします。
カートリッジはネットで探すともう少し安いお店もありますが、注意すべきは販売されているカートリッジには「日本仕様」と「並行輸入品」があることです。
この「日本仕様」と「並行輸入品」のブリタのカートリッジには、価格以外の違いもあることをご存知でしょうか。
ブリタ・カートリッジの「日本仕様」と「並行輸入品」は浄水能力が違う
ブリタ・カートリッジの日本仕様と並行輸入品のどちらも生産国は「ドイツ」。形状にも違いはありませんので、物理的に「使えない」なんてことはありません。
それならば安い「並行輸入品」の方が良さそうですが、さすがに違いはありまして、「日本仕様」のカートリッジは日本の水質に合わせて開発されているのです。
日本と欧米とは水質が違うという話は良く聞きますよね。
日本=軟水
欧米=硬水
となる訳ですが、海外仕様のブリタ・カートリッジは硬水で使われる事を想定した仕様となっており、日本仕様のブリタ・カートリッジは軟水で使った時に「美味しい」と感じるように調整されています。
先述したように物理的には「使える」ので話がややこしいのですが、並行輸入のブリタ・カートリッジは「メーカーが想定している浄水効果を得られない」商品ですので、その点を理解したうえで購入する必要がありますね、
その他ブリタ・カートリッジの「日本仕様」と「並行輸入」との違い
その他にも、日本仕様と並行輸入品のカートリッジには違いがありますので紹介しておきます。
「並行輸入」ブリタ・カートリッジは交換時期が早い
並行輸入のブリタ・カートリッジは、日本仕様に比べ1日の想定使用量が少なく、同じ量で使っていると交換時期が早くやってきます。
・並行輸入:1日2.5L使用
並行輸入品の方が安いとはいえ、早く交換しないとならないのでは意味がありません。
ブリタ・カートリッジの「並行輸入品」は製品保証の対象外
ブリタ・ジャパンの製品保証の対象外となってしまいます。また、BRITA Clubで得られる保証(2年延長保証)が受けられません。
「購入するなら自己責任でどうぞ」という扱いの製品になります。
ブリタ・カートリッジの「並行輸入品」には日本語の説明書がついていない商品がある
「並行輸入」のカートリッジには日本語の説明書がついていない物もあります。上記のように何かあってもサポートが受けられないだけに、「安全性」に不安があるのであれば日本仕様を選ぶようにしましょう。
ブリタ・カートリッジ 日本仕様品の見分け方
ブリタ・カートリッジ(日本仕様)の箱には写真のような「日本仕様」の表記があります。
通販の場合は「日本仕様」と書かれている商品を買うしかないのですが、店舗で購入する場合はよく見て購入するようにしましょう。
まとめ
ブリタのカートリッジは並行輸入品と日本仕様を比べると1個分ぐらいの価格差がありますので、違いが無いのであれば安い方を買ってしまいたいところですが、上記のように結構違いがあります。
さすがに「並行輸入品は絶対買ってはいけない」なんて言えませんが、せっかく買うのであれば違いを把握したうえで、納得して購入されてはいかがでしょうか。
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