フライパンを選ぶ際には「耐久性」を気にしながら情報収集しますが、結局どの製品を選んでも意外と早く使えなくなることが多いですよね。
実際のところ、フッ素樹脂加工(テフロン加工)されたフライパンの耐久性は一体どれくらいなのでしょうか?
価格やメーカーによって違いは存在するのでしょうか?
僕が過去に使用したフッ素樹脂加工フライパンの寿命を、実際の使用期間と共に振り返ってみたいと思います。
約7年で4本のフッ素加工(テフロン加工)フライパンを購入
調べてみたところ、このブログをスタートしてから4枚のフライパンを購入していました。
4枚目に関してはまだ購入したばかりですのでその寿命は不明ですが、その他3枚の寿命についてご紹介します。
ヘンケルス「ハンブルグ フライパン」の寿命
最初に購入したフライパンはヘンケルスの「ハンブルグ フライパン」です。
定価は5,400円ですが、購入金額は約3,000円でした。
このフライパンは一般的なフッ素加工のフライパンですが、意外と重く、いかにも長持ちしそうな印象がしたものです。
さて、そんな「ハンブルグ フライパン」の寿命は・・・・、2年10ヶ月でした。
「ハンブルグ フライパン」はデパートの店員さんから強くおすすめされたフライパンでしたが、確かに長持ちしたかもしれません。
ただ、その後同じような価格でヘンケルスのフライパンを見つけることができず、次は別のメーカーのフライパンを購入することになりました。
フィスラー 「エマックス プレミアム アルファ」の寿命
次に購入したのは、フィスラー (Fissler) のフライパン「エマックス プレミアム アルファ」でした。
定価は約8,000、売価はアマゾンで4,800円程度です。
このフライパンもフッ素樹脂コーティングされたもので、『ドイツの最高権威test社でナンバー1の評価を獲得したコーティング』との謳い文句に惹かれて購入しました。
さて、そんなフィスラー 「エマックス プレミアム アルファ」の寿命は・・・・、2年2ヶ月でした。
使い勝手の良いフライパンでしたが、寿命に関しては特別長持ちするものではありませんでした。
ティファール t-fal ロイヤルブルー・インテンス フライパンの寿命
次に購入したのは、初心に戻ってティファールのロイヤルブルー・インテンス フライパンです。(昔はティファールしか買っていませんでした)
定価は3,600円、購入価格は2,700円でした。
フィスラーのフライパンが期待していたよりも長持ちしなかったこともあり、ティファールに対してもあまり期待せず、購入価格も低めに設定しました。もしダメになったら早めに買い換えればいいか、という程度の気持ちで購入したフライパンです。
さて、そんなティファール「ロイヤルブルー・インテンス フライパン」の寿命は・・・・、1年7ヶ月でした。
非常に短い寿命ですね。しかも、最後の数ヶ月はかなり我慢しながら使用していたので、実際の寿命はもう1、2ヶ月短くても良かったほどでした。
バッラリーニ 「 パヴィア フライパン」の寿命
ティファールの「ロイヤルブルー・インテンス フライパン」の次に購入したのは、バッラリーニの「パヴィア フライパン」です。
このフライパンは、購入当時約2,000円と非常に安価でしたが、イタリア製で過去に長く使えたヘンケルスグループの製品という点が購入の理由です。実際に使ってみると、軽く、取り回しのしやすさも抜群でかなり使いやすいフライパンでした。
さて、そんなバッラリーニの「パヴィア フライパン」の寿命は・・・・、1年5ヶ月でした。
厳密には、まだ全然使えるので寿命と言ってしまうのは可哀想ですが、コーティングがとれてきたのかひっついてしまうことが増えています。
フッ素加工(テフロン加工)フライパンの寿命は平均すると2年
以上の結果から、我が家のフライパンの寿命は平均2年でした。
メーカー | 商品名 | 定価 | 購入価格 | 使用年数 |
---|---|---|---|---|
ヘンケルス | ハンブルグ フライパン | 5,400円 | 3,000円 | 2年10ヶ月 |
フィスラー | エマックス プレミアム アルファ | 約8,000円 | 4,800円 | 2年2ヶ月 |
ティファール | ロイヤルブルー・インテンス フライパン | 3,600円 | 2,700円 | 1年7ヶ月 |
バッラリーニ | パヴィア フライパン | 3,630円 | 2,026円 | 1年5ヶ月 |
一般的にはフライパンの寿命は2年程度と言われていますが、実際にその結果となりました。
もちろん、フライパンの種類や利用頻度、利用の仕方によっても、その寿命は異なります。実際に、10年以上前から愛用している鉄鋳製の「魔法のフライパン」はまだまだ使える状態ですし、他の鉄製フライパンも10年近く現役です。
ただし、鉄製のフライパンは耐久性に優れている一方、利便性ではフッ素加工のフライパンが優れていることは間違いないく、結局、両方を併用することになります。
個人的には、フッ素加工のフライパンは2,000円前後のものを2年ごとに買い替えていくぐらいが気軽で良い気がしています。
安くて使いやすいフライパンが見つかった時には、また記事にしてご紹介しますね。
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