少し前に体調を崩してしばらく寝込んでいたのですが、寝ている間にスマホを誤操作をしてしまったのか、覚えのないオーブントースター「KAM-H130」をアマゾンで注文してしまいました。
注文は到着前に気がついたものの、残念ながらキャンセルは間に合わず、結局諦めて使い始めたのが丁度2週間前の事。
しかし、いざ使い始めてみると、思いの外「KAM-H130」は「使える奴」でしたので、今回はその使い勝手をレビューしたいと思います。
タイガー・オーブントースター「KAM-H130」の特徴
タイガー「KAM-H130」は現在アマゾンで4,000円程度と非常にリーズナブルなオーブントースターで、現在人気を集めているバルミューダやアラジンの高級オーブントースターとは全く違うシンプルな機能を売りとしています。
その特徴は大きく2点。
一つ目は、1300Wと非常にハイパワーな仕様となっている点です。食パンであれば3分もあればこんがりと焼きあがってしまいます。
二つ目は、横幅約30cm、奥行き26.5cmと、かなり広い庫内となっている点です。おかげで、食パンであれば3枚、ピザであれば25cmをそのまま焼く事ができます。
「KAM-H130」「KAM-G130」「KAE-G13」の違い
先述の通り僕はある意味迷うことなく「KAM-H130」を購入してしまった訳ですが、実際に「KAM-H130」を購入する事を検討するならば、「KAM-H130」に加え、きっと同じくタイガーが発売している「KAM-G130」と「KAE-G13」の違いにかなり迷い、悩んだはずです。
使い勝手をレビューする前に、少し両製品の違いについてご紹介しておきますね。
この3製品は共通の基本性能をもちつつ、細かい使い勝手が違いますので、ご自身の使い方によってどれを選ぶべきかが変わってきます。
「KAM-H130」はシンプル機能
先ずは僕の購入した「KAM-H130」から。
特徴については先述した通りですが、その他の機能として
・タイマーは15分まで
・火力を5段階(強・中・あたため・上・下)に切替可能
となっています。
その為、短時間でできるトーストや冷凍ピザなどのシンプルな調理を得意としています。
「KAM-G130」と「KAE-G13」は無段階温度調節&30分ロングタイマー
一方「KAM-G130」と「KAE-G13」ですが、
・無段階温度調節(約80度~250度)
・30分ロングタイマー
を売りとしています。
かなりシンプルな「KAM-H130」に対し、「KAM-G130」と「KAE-G13」はより細かい設定が可能ですので、トーストとしてだけでなく、もっといろんな料理で使いたいのであれば「KAM-G130」か「KAE-G13」を選んだ方が良さそうです。
「KAM-G130」と「KAE-G13」はカラーの違いだけ
非常に分かりにくいのは「KAM-G130」と「KAE-G13」の違いですが、実は両製品に機能の違いはありません。
異なるのは展開しているカラーだけなんですよね。
「KAE-G13」は「ルート限定品」として展開していて、売り場が限られる製品ですので、あえて型番を別にしているようです。
という訳で、「KAM-G130」と「KAE-G13」に関しては好きな色を選べば良いのですが、KAE-G13」には珍しい「ブラック」がありますので、男性からすると少し魅力的に感じてしまいますね。
「KAM-H130」の使い勝手
さて、かなり脱線してしまったので本題に戻ります。
思いがけないきっかけで使い始めることとなった「KAM-H130」ですが、結論としてはかなり気に入っています。
食パンは素早く焼きあがる
今まではオーブンレンジでパンを焼いていたので比較すべきで無いのは重々承知しているのですが、あまりの焼き時間の違いに最初はびっくりしてしまいました。
急いでいる朝に、イライラしながらパンの焼き上がりを待っていたのは何だったんでしょうね。本当にあっという間に焼き上がります。(食パンは2〜3分)
僕は結構しっかりと焼けた食パンが好みなんですが、3分もやけばこの焼き上がりです。
味もオーブンレンジとは別物ですね。外はカリッと、中はふんわりで、安物の食パンはいつもより美味しく、美味しい食パンは更に美味しく食べる事ができるようになりました。
パンは3枚までは問題なく焼けます。試してはいませんが、口コミを見ていると4枚も焼けると書かれていますので、きつきつにつめて焼けばなんとかなるのかもしれません。
「KAM-H130」はあたため機能が優秀
トースト機能に加え、僕が気に入ったのは「あたため」機能です。
この「あたため」機能を使ってクロワッサンや調理パンを5〜7分を温めると、びっくりするぐらい「適温」で食べることができます。
オーブンレンジでを使っていた時は焦げてしまったり、さっぱり温まっていなかったりで非常に不便だっただけに満足度が高いですね。
タイマーの目盛りが大きく調整しやすい
もう一つ良かったと思っているのは、「タイマーの目盛りが大きく使いやすい」という事です。
「KAM-G130」と「KAE-G13」は30分タイマーと紹介しましたが、レビューを見てみると「タイマーが細かすぎて焼き加減の調整が難しい」と書かれています。
特に食パンなどは十数秒で焦げてしまう事もある訳で、意外と細かい調整が必要だったりしますよね。
その点、「KAM-H130」はさっと間違いなく設定できますので、僕のように「食パンメイン」でしか使わないのであれば「KAM-H130」の方が良かったようです。
シンプルなホワイトカラーが意外と良いかも
見た目に関しては、至って普通のオーブントースターですが、「ホワイト」故あまり存在感が無いの事もあり、結果的にこれで良かったんじゃないか?なんて気さえしてきました。
もちろん「見た目」に拘ると「デロンギ」や、「バルミューダ」、そして「アラジン」なんかには到底かなわない訳ですが、それらはお値段の方も少なくとも2倍以上はする訳でして。
その点、どこに置いてもすっと馴染んでしまう「KAM-H130」は、少し家電のデザインに拘りたい方にとっても、安いながらもギリギリ許せるデザインなんじゃないでしょうか。
まとめ:「KAM-H130」は素晴らしくコストパフォマンスの良いオーブントースター
ご紹介してきた通り、「KAM-H130」はリーズナブルながらもかなり使えるオーブントースターでした。
購入のきっかけこそ適当でしたが、「KAM-H130」は早くも今年のベストバイ商品になってしまいそうな予感です。
もしも現在お手軽に購入できるオーブントースターを探しているならば、「KAM-H130」は候補に入れて間違いない製品と言えると思いますよ。
オーブンレンジを使っていて、「いつもの食パンをもう少し美味しく食べたい」って方にはドンピシャなオーブントースターですね。
「KAM-H130」、おすすめです。
【関連記事】
コメント