みんな大好き秋の味覚と言えば栗。
僕も大好物ですが、栗の皮むきだけは苦手です。慣れていない事もあり包丁で皮むきをすると、とんでもなく時間がかかってしまうんですよね。おまけに硬い栗の皮は包丁で剥くと危険な場面が多く、できる事ならしたくない作業の一つでした。
そんな栗の皮むきですが、数年前に栗の皮むき専用ハサミ「栗くり坊主」を購入してから手間が激減しました。「栗くり坊主」は、栗好きなら使わないと大損、すばらしく便利なアイテムなのです。
「栗くり坊主」とは
「栗くり坊主」は、爪切りで有名な諏訪田製作所が発売している栗の皮むき専用ハサミです。
諏訪田製作所にあまりピンとこない方も、この爪切りに見覚えある方は多いのではないでしょうか。
諏訪田製作所のつめ切りは切れ味が素晴らしく、「これじゃないとダメ」というファンの多いつめ切りとして有名です。
その刃物製造会社「諏訪田製作所」が手がける栗むき専用ハサミが「栗くり坊主」なのです。
「栗くり坊主」の特徴
「栗くり坊主」の特徴は大きく2つ。
圧倒的なむき易さ
特筆すべきはその圧倒的なむき易さです。
最初こそ少しだけコツが必要ですが、慣れてしまえば1個の栗を剥くのにかかる時間は数十秒。慣れない手つきで包丁を使っていた時とは全くかかる時間が違います。
「栗くり坊主」を買ってから、栗を買ってきたものの、面倒でそのままになっているなんて事はなくなりました。
安全性の高さ
「栗くり坊主」を使うと皮が剥きやすくなるのはもちろんですが、包丁で剥く時に比べ安全性が段違いです。冒頭にも書きましたが、包丁で栗の皮を剥いていると、慣れていない事もあり、ヒヤッとする場面が何度もあるんですよね。
そんなに面倒で危険なら剥き栗を買えば?って声があるかもしれませんが、値段はもちろん産地で結構味の違いがあるので、自分の好きな栗を思う存分堪能したいのです。
その点、「栗くり坊主」はハサミを使う要領で皮をむいていくだけですので、うっかり手を滑らせて大変な事に!なんて事を防げます。また、本体にはストッパーが付いており収納時の安全性も考慮されています。
ただし、いくら「栗くり坊主」の安全性が高いとはいえハサミ同様に手を切るリスクがない訳ではありませんので、使用時には軍手を着用していた方がより安全だと思います。
「栗くり坊主」の使い方
「栗くり坊主」の使い方は簡単。歯の片方がギザギザになっているので、そちらを皮にくいこませてチョキチョキするだけです。
切れ味が恐ろしく良い為か余計な力がほとんど必要ありません。面倒な渋皮ごと本当に綺麗に剥けてしまいます。
詳しい使い方は他の方があげている動画がわかりやすいのでこちらをご覧下さい。
まとめ
「栗くり坊主」の定価は2,700円(Amazonではもう少し安いです)。少し高く感じるかもしれませんが、十分その価値のある商品です。もはやこれ無しの栗の皮剥きは考えられません。
あと、栗の皮むきだけでなく、カボチャや里イモの皮、レモンやユズのかざり切りにも流用できますので、積極的に活用すれば更に欠かせないアイテムになると思います。
毎年栗の皮むきに苦戦している方、今年は是非「栗くり坊主」をお試しアレ!
「栗くり坊主Ⅱ」と「新型栗くり坊主」の違いについて
「栗くり坊主」には「栗くり坊主Ⅱ」と「新型栗くり坊主」の2モデル存在します。両モデルの大きな違いは「刃が交換できるか否か」です。記事でご紹介したのは歯の交換できない「栗くり坊主Ⅱ」です。耐久性が心配でしたが、3年以上使用しても切れ味が落ちた気配はありません。すぐにダメになるんじゃないの?という心配は無用そうです。ただし大量に栗の皮むきをされる方は替え刃タイプ「新型栗くり坊主」の方が安心かもしれません。あと、「新型栗くり坊主は錆びてしまうため水洗いができません。水洗いをしたい方は「栗くり坊主」を選びましょう。
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